このシリーズでは、アメリカの自己愛に関する最新の議論を紹介していきます。
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前回のブログで、アメリカでは、モラハラ、パワハラ、セクハラ、いじめ、虐待と言った集団力学が、NPD(自己愛性人格障害者)の問題として分析されることが一般的であると書きました。
それでは、実際に、NPDはどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
◾️常に注目と賞賛を求める。
◾️自己評価が脆く、賞賛を得られないと落ち込む。
◾️他人よりも優位に立っていないと気が済まない。
◾️特に裕福だったりVIPだったりするような人たちと親しいことを誇張する。
◾️自分の業績と才能を過大評価する。
◾️他人の功績を過小評価する。
◾️成功や権力、栄誉や美、理想の愛に対して先入観も持っている。
◾️自分は独特なので特別な人間しか理解ができないと信じている。
◾️自分は欲しいものを手に入れる権利があると思っている。
◾️自身の目標達成のために他人を利用する。
◾️他人の感情やニーズを推し量ることができない。
◾️嫉妬を感じやすく、また他人も自分に嫉妬していると思い込んでいる。
◾️他人に対する態度が傲慢だったり不遜だったりする。
◾️とてもチャーミングで魅力的な反面、すぐに怒ったりイライラしたりする。
◾️自分の関心のあることについては話をしたがるが、他人の関心には興味を示さない。
◾️自分のエゴに対する脅威に直面すると、非常に攻撃的になる。
思い当たる人がいますか?それともご自身に思い当たる節があるかもしれません。
では一体、これらの特徴が、実生活の中で、具体的にどのような行動につながり、あなた、もしくはあなたの大切な人の心を切り裂くことになるのでしょうか。次回以降、詳しく見ていきます。
ぜひ、communityからメンバー登録をして、あなたの悩みを教えてください。少しでも役立てる情報を、共有していけたらと思っています。
参考
All about narcissistic personality disorder, Medical News Today
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